あなたの会社では作ってますか!?大災害に備えるためのBCP対策

どうしてBCPが必要なの?

BCP(Business continuity planning)とは地震、噴火などの大災害や火災などの通常ではありえない災害に遭遇した時に企業が損害を最小限にとどめると同時に、事業の継続、復旧をどのように行っていくのか事前に計画を立てておくことです。BCPを導入し計画を事前に立てておくことにより、速やかな復旧が可能で企業の収益を守るだけではなく、社会的にも貢献することができるでしょう。BCPの考え方は2004年ごろにイギリスで始まり、日本では2011年の震災によって企業も多くの損害を受けたことから注目を集め、大手企業を中心にすでに取り入れられています。

あなたの会社にとって何が脅威なのか!?

BCPを作成するためにまず必要なのは分析です。会社の従業員数や本支店の有無、業種によって必要となる計画は様々です。また、想定する災害も様々で、地震や洪水、災害はほとんどの企業にとって脅威となるでしょうが、疫病やサイバーテロ、停電などは脅威になる企業もあれば、ならない企業もあるでしょう。まずは、自分の企業にとってどのような脅威がどの程度発生すれば、影響がでるのかを把握することが必要です。脅威を分析したら、その脅威が発生した後、どのように復旧をしていくのかを考えます。もちろん予防できればそれに越したことはありませんが、BCPではその脅威が発生したら、を前提に物事を考えていきます。ただ、復旧といっても中々イメージしにくいと思いますが、できるだけ最悪の事態を想定した対策を考えましょう。対策を考える際に複数の支店がある会社の場合、支店ごとの従業員の人数や備品の有無(例えば防災ラジオがあるか、会議室を作る際の机やいすはあるか等)を把握していれば作成する際の手助けになります。

完成型なんてない!常に危機感を持って作成しよう

復旧段階まで作成することができたなら、必ず、一度と言わず何度でも試してみましょう。あなたの会社が災害に備えて避難訓練を行っているならその時に行うのが効率的です。やってみるとわかりますが最初に作成したBCPでは、どんなに細心の注意を払って作成しても、実際に訓練をしてみると不足する点がでてきます。その結果をもとに再度BCPを作りなおしてください。BCPにおいて完成型はありません。従業員や支店数などは変動しますし、備品の数だって変動します。常に訓練をして改善をしていかないと、いざ災害が起こった時には役に立たない、なんてことになりかねません。常に改善することは大変なことですが、それにより企業の収益だけでなく、災害の種類によっては近隣地区住民の助けとなる可能性がある非常に重要なものです。もしあなたの企業がBCPの作成をまだ検討していないならば、大災害の悲劇を少しでも和らげるためにも今後は検討してみましょう。

企業のBCP対策では指針やマニュアルを整備し、非常災害時に継続的に会社が運営できるように強化しています。